新弟子検査 身長

新弟子検査を合格するために、こんな手も…

 

相撲の新弟子検査は、一次検査と二次検査があり、各々で最低身長の基準値は違っています。

 

一次検査・二次検査ともに最低身長の基準はありますが…

 

大相撲の力士になるには、新弟子検査を受ける必要があります。この新弟子検査で合格しなければ、日本相撲協会に力士として登録されません。従いまして、新弟子検査は力士になるための最初の関門といえます。

 

この新弟子検査には「第一検査」と「第二検査」がありますが、新弟子検査は「試験」ではなくあくまで「検査」ですから、特に難しいことをする訳ではありません。その「第一検査」の内容は、体格検査と内臓検査となっています。その体格の基準ですが、身長173センチ以上・体重75キロ以上となっています。この身長と体重をクリアできれば、他には審査はなく、その日のうちに健康診断・心電図検査・超音波検査を行い、特に異常がなければ力士として認められます。この「第一検査」で合格すれば、そのあと「第二検査」を受ける必要はありません。

 

しかし、第一検査で「身長」や「体重」が基準に満たない場合、第二検査を受ける必要があります。第一検査は毎場所前に行われるのですが、第二検査は「1月場所後」「5月場所後」「9月場所後」に行われます。この第二検査では、第一検査より「身長」「体重」の基準が緩くなりますが、第一検査にはない運動能力の検査も行われます。その運動能力を検査する種目は、「背筋力」「ハンドボール投げ」「握力」「上体お越し」「垂直飛び」「反復横飛び」「50メートル走」「シャトルラン」となっています。ちなみに、第二検査の体格の合格ラインは、身長167センチ以上・体重67キロ以上となっています。

 

第二検査が導入される前は、舞の海関は身長が基準に達していなかったため、頭にシリコンを入れて身長を高くして合格していました。他には、油などで髪の毛を固めて、身長の基準をクリアする受験者もかなりいました。もし、将来は力士になりたいと思っているのであれば、身長は遺伝だけで決まるものではないので、成長期の間に出来るだけ身長を伸ばして、新弟子検査に合格できるようにして下さい。

 

 

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うちの子の背が伸びた方法

 

 

 

 

 

相撲の新弟子検査でよく話題に上がるのが身長の問題ですね。舞の海は、新弟子検査で身長が足りずに合格できないことが分かっていたため、頭のてっぺんにシリコンを注入して、新弟子検査を合格した話しは有名ですね。ただ、舞の海だけでなく、力士を目指している人達で、新弟子検査での身長の基準に満たない人は少なからずいますので、そのような人達で頭髪を固めて身長を高くし、新弟子検査を合格した人は大勢いると言われています。将来、力士になりたいのに、僅か数センチ身長が足りないだけで力士になれないのは悔しいことですから、身長の低い人が様々な方法で身長をごまかすのは、仕方ないのかも知れませんね。ただ、現在では第二検査が設けられており、第二検査では第一検査より身長の基準は少し緩くなっています。しかし、第二検査では運動能力の検査もありますので、出来れば第一検査で審査をパスしたいでしょうから、今後も身長をごまかして、新弟子検査の第一検査で合格しようとする人は出てくるかも知れませんね。