背 伸ばす 睡眠時間

背を伸ばすために必要な睡眠時間は?

 

睡眠時間で背の伸びに違いが…

 

医者@

背を伸ばすためには、食事・運動・睡眠それぞれが大切な要素です。その中の睡眠ですが、背をより伸ばすためには、しっかりと熟睡できる環境を整えることが大切です。

 

布団に入っている時間ではなく、熟睡している時間が大切ですから、寝る前に子供を叱るなど、子供を興奮させた状態で寝かしつけるようなことはしないように注意しなければなりません。

 

なお、年齢によって必要とされる睡眠時間が違うため、子供に合った就寝時間も考慮した上で、規則正しい生活を送らなければなりません。

 

年代別の理想的な睡眠時間

 

@ 園児:10時間以上
A 思春期前(小学校低学年):10時間程度
B 思春期(小学校高学年〜中学生くらい):9時間半程度
C 思春期以降:8時間半

 

思春期以降の理想的な睡眠時間は、8時間半とされていますが、スッキリと起きられるのであれば、もっと短くても構いません。

 

しかし、小学校低学年の間は、成長ホルモンの分泌量に比例して身長も伸びていくため、夜更かしなどせずに、しっかり寝ることが大切です。

 

そして、一番重要なのが思春期です。思春期の間は、人生の中で一番多く成長ホルモンが分泌される時期ですから、多少睡眠時間が少なくても背は伸びていきます。ただ、成長ホルモンが大量に出るのですから、その時期を逃すのは勿体ないことです。

 

医者B

従いまして、睡眠時間を減らして成長ホルモン分泌の邪魔をすれば、せっかくグングン背が伸びるチャンスがあるのに、みすみすチャンスを逃すことになります。

 

思春期の間は、急激に背が伸びる時期ですから、より背を伸ばしたいのであれば、この時期の睡眠時間は大切にすることが重要です。

 

なお、思春期の終わり頃であれば、8時間くらいの睡眠でも十分です。高校生以上であれば、もう少し短くても大丈夫です。

 

ちなみに、成長ホルモンは大人になっても分泌され続けます。但し、背が伸びる時期が終わってしまうと、いくら成長ホルモンが分泌されても背は伸びません。

 

しかし、成長ホルモンの作用によって、骨のメンテナンスがなされるだけでなく、脂肪を溶かす効果や美容などにも良い影響を与えますので、何歳になっても十分な睡眠を取ることは、とても大切なことです。

 

 

ベル

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