骨端線 背 伸びる

骨端線があれば背が伸びる

骨が成長して背が伸びるのは「骨端線」がある間だけです。背を伸ばすには、その骨端線のことも知っておく必要があります。

 

背が伸びなくなる理由

 

身長が伸びるということは、骨が伸びるということになるのですが、この骨が伸びる(身長が伸びる)というのは、骨全体が均一に伸びていくのではありません。骨の端の部分が伸びているのですが。その伸びていく骨の部分を「骨端線(こつたんせん)」といいます。

 

レントゲン(X線)で見ると、大腿骨や上腕骨などの末端に亀裂のような線を確認できるのですが、それが骨端線です。成長期の骨端線は柔らかく、そこに骨組織が積み重なって骨が長くなります。

 

しかし、年齢を重ねてある程度の時期になると、その骨端線付近の骨は硬くなり骨単線はほとんどなくなります。僅かに骨端線は残ります(骨端接合部瘢痕)が、これを「骨端線の閉鎖」といい成長が止まることになります。

 

身長 骨端線

骨端線の閉鎖が起こるのは、男性の場合多くは17才前後・女性の場合は15才前後と言われてります。しかし、例外的に、20才を過ぎても骨端線が残っており身長が伸びる場合もあります。いずれにしても、身長を伸ばしたいのであれば、骨端線の閉鎖が起こるまでに、カルシウムを多く摂るなど、成長を促進する可能性のあることを続ける必要があります。

 

しかし骨端線が閉鎖したあと、身長を伸びる可能性がゼロだとは言い切れません。例えば、O脚やX脚を直したり猫背をまっすぐにすることで、個人差はありますが、2〜5センチほど身長が伸びる可能性はあります

 

 

ベル

うちの子の背が伸びた方法

 

 

 

 

稀に20代でも身長が伸びる場合もありますが、男性は17歳前後・女性は14歳前後で身長の伸びは止まります。身長を伸ばすための要因は様々あるのですが、いずれにしましても、身長の伸びが止まるまでに、伸びるだけ伸ばすことが大切です。身長が伸びるのは骨が成長するからなのですが、骨には骨端線と呼ばれる部分があり、その骨端線が硬くなると身長の伸びは止まります。従いまして、骨端線が硬くなるまで身長を伸ばし続けるために、身長を伸ばすための3大要素である「睡眠」「栄養」「運動」を適切に取り入れ、出来るだけ身長が伸びるように生活して下さい。成人に比べると、成長期は栄養や運動に関して問題がないとしても、不規則な生活習慣により「睡眠」が足りていない場合が少なくありません。質の良い睡眠をとることで、成長ホルモンがより多く分泌され、骨端線も成長することになります。規則正しい生活習慣は、成長期にしっかり身長を伸ばすためには不可欠な要素となります。