背を伸ばす為の良い運動と悪い運動とは？
背を伸ばすためのスポーツ
そのため、必ず背が伸びると断言できるスポーツはありません。ただ、一般的には、骨に縦方向の圧力が掛かるスポーツは背が伸びやすいと言われています。
例えば、縄跳び・ダンス・バスケットボール・バレーボール・軽いジョギングなどです。しかし、バレーボール選手バスケットボール選手でも、背が低い選手はいます。
ということは、それらのスポーツをやり続けていて、背の伸びに多少の影響はあったかも知れませんが、特にバスケットボールやバレーボールの選手は、もともと背の高い選手が多かっただけということになります。
従いまして、特定のスポーツをすることによって、背が伸ばそうとするより、成長ホルモンの分泌を促す軽い運動を続けることの方が、背を高くするには有効と言えます。そのため、普段の遊びの延長のような運動(鬼ごっこ・キャッチボールなど)で十分なのです。
背を少しでも伸ばすためには、食事・睡眠・運動は欠かせないため、全く運動をしないというのは問題です。
だからといって、背を伸ばすためにスポーツクラブに通わせるような必要はないということです。
という訳で、背を伸ばすための運動を考えた場合、食欲を増進させて、熟睡をもたらし、骨にある程度の刺激を与える運動が良いということになります。食欲が増進すれば、骨に必要な様々な栄養素を摂り込むことができますし、熟睡することが出来れば、成長ホルモンの分泌量が多くなり、より背を伸びる可能性が高くなります。
背の伸びに悪影響を及ぼすスポーツ
あと、体力の消耗が激しい運動も体への負担が大きいため、成長を妨げてしまう可能性があります。例えば、長距離走などのような消耗の激しいスポーツは、背の伸びに悪影響があると言えます。
という訳で、適度な運動は成長ホルモンの分泌を促しますが、過度な運動は背の伸びには逆効果ということになります。
ただ、全く運動しないのもよくありません。運動をした日と、全く運動をしていない日の睡眠時の成長ホルモンの分泌量を比べると、明らかに運動をした日の方が成長ホルモンは多く分泌されます。
