身長の伸び 止まった

身長の伸び

 

身長が伸びている最中かは、アレですぐ分かる!

 

身長の伸び 止まった

身長は思春期までは少しずつ伸びて、思春期前から急激に伸び始めます。しかし、日々の生活の中で、1日ごとに身長が伸びている実感はありません。

 

そのため、身長が伸び続けているのか、もう身長の伸びは止まってしまったのか、思春期真っ最中の時期には見た目だけでは分かりません。

 

毎日、身長を計っていれば、少しずつ伸びているのが分かりますが、毎日そんなことをしている人はほとんどいないので、「まだ身長が伸びるのか?」「もう身長の伸びは止まってしまったのか」は、感覚だけでは分からないのが普通です。

 

しかし、身長が伸びている最中なのか、もう身長は伸びないのかを調べる方法はあります。

 

それは、レントゲンで骨の「骨端線(こつたんせん)」を調べれば良いのです。

 

骨の端の方には、ヒビのような線が入っています。それが骨端線です。これは、成長期の間は存在しているのですが、思春期になると無くなってしまいます。

 

その骨端線にある骨芽細胞からは、コラーゲンが出ているのですが、そのコラーゲンによって骨はどんどん大きくなっている(背が伸びる)のです。しかし、骨端線が無くなると、コラーゲンが出てこなくなり、骨の成長は止まってしまいます。

 

すなわち、骨端線が存在している間は、身長は伸び続けますが、骨端線が無くなると身長の伸びはストップしてしまうということです。

 

だから、その骨端線の有無を調べれば、まだ身長が伸びるのかどうかが分かるという訳です。

 

という訳で、どうしても身長の伸びが止まったのかどうか知りたいということであれば、病院へ行きレントゲン写真を撮ってもらえば、すぐに分かります。

 

なお、高校生ぐらいまでであれば小児科へ行っても良いかも知れませんが、それ以上になると、さすがに小児科は対象外かと思われますので、少なくとも20歳以上であれば整形外科の方が良いかと思われます。

 

ただ、病気でもないのにレントゲン写真を撮って欲しいと言うと、医師にイヤな顔をされるかも知れないですし、断られる場合があるかも知れません。

 

そのような場合は、しつこく食い下がらずに、別の病院へ行く方が良いかと思われます。

 

ちなみに、レントゲン写真を撮ってもらう際の料金ですが、枚数にもよりますが1枚千円もしません。でも、病気ではないので、保健は適用されない可能性が高いです。

 

しかし、それくらいの価格で身長の伸びが止まったのかどうかがハッキリするのですから、どうしても気になるということであれば、病院をあたってみるのが良いかと…。

 

ベル

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